かつみおじちゃんはブログを書くことにしたらしい。

とりあえず始めてみる!がコンセプトのブログです。

別の角度から見るということ。

こんばんは。

 

今日は物事というのは、違った角度から見ると全く違う真実が浮き上がってくるお話を少しだけ。まぁ、それ自体はあたり前のことなのですがね。

 

私は不動産業界でお仕事をしていて、今は売買の会社で、且つ、売買のあった物件の管理業務もお受けしている会社で働いています。

 

最近ですが、今、流行りの賢くお金の勉強をしよう!的なものの影響で、相見積を取る方が増えているようです。管理会社にいると、結構そういった事が筒抜けに見えてしまったりするときがあります。毎回ではないですがね。

 

こういった得するための情報では、「悪い不動産屋も沢山いるので、もしかするとかかりもしないお金を請求されているかも知れませんよ!だから他の会社にも見積を依頼した方が良いですよ!」という趣旨でお話をしているという前提だとは思うのですが、その情報の使い方によってはただの不義理になる場合も往々にしてあるのです。

 

実務の経験からお話をすると、仮にA不動産で内見に行って、そこの営業マン太郎君は、貴方のわがままとも思えるお話を精一杯聞いて、貴方が満足できるお部屋を頑張って探してくれました。

この時点で貴方のお部屋探しにA不動産が負担した費用は、貴方のコーヒー代、太郎君の人件費、案内に使ったガソリン代、パーキング代辺りがかかっています。

ただ、A不動産で提示された費用が、貴方には妥当か判断が出来ない。

そこで貴方は先述の情報を思い出して、A不動産の見積を持って他の不動産屋にも見積を依頼することにしました。

(前提条件として、A不動産の提示した見積は仲介手数料は無料、その他にも必要のないお金は一切請求せず、まっとうな見積を提示したとしますね)

 

すると他の不動産屋は仲介手数料0円だけでなく、その他の費用、例えば「うちなら鍵の交換代も交渉出来ますよ」とか、「火災保険料と同額のお金をキャッシュバック出来ますよ」とか言って、貴方にとって魅力的な条件を提示されたものだから、その中から一番良い条件のところで契約出来ました。

 

良かったですね。A不動産さんで契約するよりもとってもお安く契約出来ました。

太郎君には、他にいいお部屋があったとでも言っておきましょう。

 

なんと言ったって、世の中には悪い不動産屋さんも沢山いますからね。

貴方は騙されないために、情報をうまく使ったのです。

 

ちなみに太郎君にはもうすぐ小学生になる息子さんがいて、今月の営業成績が良かったら前から欲しがっていたゲーム機を買ってあげようと思っていたらしいです。

 

以上、私の壮大な空想が沢山入った、でも絶対リアルに起きているであろうお話でした。