かつみおじちゃんはブログを書くことにしたらしい。

とりあえず始めてみる!がコンセプトのブログです。

変更。そして変更の変更。とかする人ってなんなの?

こんばんは。

 

今日はかなり愚痴っぽくなります。いや、っぽくじゃなくて愚痴です。

 

私は不動産屋の契約管理をしていて、売買契約書・重要事項説明書・その他の契約に関わる書類を作成する傍ら、賃貸管理に関するお仕事もしています。

 

私の前職は賃貸営業だったので、賃貸の世界も良く知っているのですが、契約開始日の変更。退去立会日の変更。など、結構変更が多いのが賃貸の仕事だったりします。

当然ですが、契約事を扱う仕事なので、一度「この内容で行きましょう」と合意したことについては基本的には絶対に履行させます。どのような小さな約束も約束である以上、絶対に守る!ということが染みついている私達(とはいってもそういう昔気質な人は減ってきているみたい・・・)にとって、簡単に変更の申し出をして来られると「いや、確認に確認を重ねて今いる場所に着地したじゃないですか・・・」って感じるのです。変更の変更とかだとなおのことです。

 

そして、そのことを理解しているからこそ、賃貸仲介の営業をしていた頃は「この内容で進めて問題ないですね? 後で変更は効かない内容なので最終回答を下さい」と、何度もクロージングをかけていたものですが、、、最近の業者さん、そういうのしてないみたいです。人によるのでしょうけどね。

 

完全に愚痴になってしまいました。苦笑

昔話を一つしておきます。

 

過去契約した中で、なかなか最後のイエスをくれないお客様がいました。その子は18歳の男の子ですが、特殊な才能をお持ちで、既に一般のサラリーマン並みの収入を得ている男の子でした。「何を迷っているのだろう? 希望はすべて叶えられる物件を提案して、本人もとても気に入っている。ではなぜ??」

 

私と彼の空気感や関係性から、ストレートに聞いても問題ないと判断した私は彼に率直に聞いてみました。すると18歳の彼は「無責任なイエスは人に迷惑をかけてしまうことがあります。だから本当にこれで良いのか一晩考えたいです。もちろん営業さんや取引先の兼ね合いもあるので、すぐに返事が欲しいことは理解しています。だから必ず明日お返事します」と言いました。

 

その時、決断することの本当の意味を知っている人間に巡り合えた気がしました。彼は18歳にして自分の言葉の重みをちゃんと理解していたのです。

 

私も見習わないといけないですね。

 

ずっと年下のお客様に、人としての正しい姿勢を教えて頂いた日の話でした。

 

今日は以上です。