宅建試験、直前期の記憶。
こんばんは。
最近書き始めたこのブログのおかげで、ここ数年の資格試験のことについて振り返ることが増えました。良かったことも、悪かったことも。
その中でも一番きつかった記憶を書いておきます。
2020年、初めてのガチクソ本気の宅建試験の時、この試験は毎年10月の3週目の日曜日が試験本番となっていて、私も10月に標準を合わせて試験に挑んでいたのは前に書いた通りです。まだ読まれていない方は、時間があれば読んで頂けるとありがたいです。
katsumi-yukimasa.hatenablog.com
事件は試験1ヶ月前に起こりました。なんとまぁ、勤めていた会社の社長が捕まりました。しかもかなり恥ずかしい理由で。(端的に言うと、未成年のおにゃのこ相手にチョメチョメしようとしてて捕まりました。ちなみに世間でこういうのをマメ泥棒というそうです)
まぁ、そのことは示談金を払って手打ちにしたそうなのですが、出てきて早々「身の振り方を決めて欲しい」とか言い出すものだから、その日のうちに「辞めます」と言いました。そりゃ、そうですよね。。。普通に考えて。
なんだかそれが気に入らなかったらしく、その後ことある毎に「お前が宅建を受けようとしていることなんか知らない。勝手にすればいい」とか、「今までやって来なかったんだから、それをいきなりやったところでどうかんがえても厳しい」とか、好き勝手言って下さいました。
振り返ってみれば、私はとても幸運だったと思っています。
一体どうすれば、人からの信頼を失ってしまうか。
矜持というものの持ち方を間違えてしまうと、著しく醜くなってしまうこと。
今まで勤めていた会社が、守るほどの価値がないこと。
これ以上この場所で頑張る必要など毛頭ないこと。
それでも、自分の人生には責任を取る必要があり、どのような状況でも一度決めた目標は必達であること。
どんなに辛い状況でも、努力を諦める理由にはならないこと。
いかなる状況であっても自分をコントロールし続ける為には強靭な精神が必要であること。
自分が、自分でも気付かない内にその精神を持ち合わせていたこと。
このような経験を通じて、自分でも知らなかった新しい自分と出会うことが出来ました。
これが、試験1ヶ月前に起こった大事件です。
もし、今後私のブログを読んで下さる方の中で宅建試験とか、難しいと言われている試験に挑戦される方がおられたら、例えどんなに辛いことがあっても、試験当日にあなたを支えてくれるのは、あなたが毎日少しずつ、ひたすらに積み重ねた努力の一つ一つでしかありえないのです。だからどんな逆境に出会っても、絶対に諦めないで欲しいです。今日辛くても、しんどくても、努力をやめないで欲しいと切に願います。
・・・とか、今となっては調子に乗ってカッコつけたこと言えますが、宅建試験当日の私はとてもそんな精神状態ではなかったです。なんせ、周りの受験生全員呪い殺してやろうと真剣に思ってましたから。笑
そのことはまた書きますね。