かつみおじちゃんはブログを書くことにしたらしい。

とりあえず始めてみる!がコンセプトのブログです。

遺言書作成について。

こんばんは。

 

今日は遺言書作成について勉強をしたので、アウトプットというか、個人的に思う事を書いていきます。

 

ある程度のお歳になると、多くの方が「興味はある」や、「残しておかないとな」とは思うらしいのですが、そのほとんどが実行はせずにそのまま亡くなってしまうのが遺言です。

 

「私には財産がないから必要ない」という方も多くいらっしゃるようなのですが、それは相続税の話であって、遺言とはそれほど関係がない・・・訳ではないんですが、実は遺言というのは財産的価値だけではないのです。

 

旅立つ者にとってはその方の「最後のご意思」であるし、残された者にとっては「故人が最後の時を、何を思って過ごしていたのか」を明らかにする大切な手段の一つなのです。

 

私も昨年、父を亡くし、来月で一周忌を迎えます。

 

お酒好きが高じて早くから認知能力に陰りが見えていた父が、最後の時をどのように感じていたのか、聞いておけば良かった。もっと言えば、特に意味のあることでなくても良いから、少しでもお話しておけば良かったとも思います。

 

とはいえ、家族だからこそ、距離が近いからこそ、亡くなる前に最後の意思を聞かせて欲しいというのは、なかなか聞きにくいことでもあるので、やっぱり難しかった気はしています。コロナの真っただ中でしたしね。

 

私は遺言を承るお仕事は今のところ考えていないのですが、もしお受けするときにはどんな気持ちでお聞きすれば良いのかな?と考えてしまいます。難しいですよね。

 

あっ、ちなみに遺言のお仕事は、実務の難易度としては割と簡単らしいです。既に決まっている心の内を書面にして残して公証人に認証してもらって登記する。というだけのお仕事。

許可や認可を出す人がいるわけでもなく、もめている訳でもない。いや、むしろもめないために事前に書いておくという意味合いもある。という種類のものなので、仕事の難易度だけを見れば簡単らしいです。(その仕事を取ってくるのが大変なんでしょうけど・・・)

 

今日は以上です。