入管法研修に行ってきました。
こんばんは。
今日は朝一から住之江警察に車庫証明を取りに行ったあと、10時から入管法の研修だったので急いで大阪府行政書士会に行ってきました。
入管法というのは、外国籍の方の在留許可や更新なんかの手続きをするときの法律のことで、我々行政書士は申請取次という資格を取って、外国籍の方のサポートをすることが出来るようになる。と考えて頂ければ大体合ってます。
外国籍の方のサポート業務は行政書士になったら是非やりたいと思っていた業務の一つでもありまして、そのお話をしたいと思います。
私は元々不動産屋で主に賃貸の営業をしていたのですが、あるとき韓国籍の男の子のお部屋探しをお手伝いすることになりました。
彼はすごく真面目な努力家でして、韓国で兵役を終えた後、日本語を学びつつ一般入試で九州大学に合格したかなりの強者でして、更に兵役の頃に米軍施設で働いていたことから英語もペラペラと言うめっちゃ高スペックなナイスガイでした。
当然、それだけ優秀な人だから日本での就職も結構いい会社に内定していて、九州から大阪に来るときにお手伝いをさせて頂いたという訳です。
でも・・・そんな彼でさえ、やれ「保証人付けてくれ」だの「外国籍はうちダメです」だの、結構お部屋探しは難航しました。
当時、日本と韓国の関係がすごく悪かった時期だったのも関係していたのかも知れませんが、彼に直接の関係はありません。
それどころか、お部屋探し中の雑談で当時の日韓関係についての話がおよぶと彼は「今や中国以外のアジア諸国は、このまま行けば中国やアメリカに飲み込まれてしまう。日本も韓国もいがみ合っている場合ではなく、経済的にも政治的にももっと協力して行かなければダメだと思う」とド正論をブチかました彼を、私はとても気に入ったのです。
彼のように大変な努力を重ねてこの場所に立っている人達のために、何とか力になってあげたい。そう思って、彼のお部屋探しも頑張りました。その結果、彼にもとても喜んでもらえて私もやりがいのあるお仕事だと感じました。
今後、私はまたそういったお仕事がしたいと考えています。
実は不動産屋の免許を取得したのはそういった思いもありました。
ちゃんと誰かの助けになって行けるように、頑張って行きたいと思います。
長くなりそうなので、今日はこのくらいにします。